マザーテレサの深い話
みなさんこんにちは。
スプレーアーティストのSPRAYMAN(スプレーマン)です。
最近マザーテレサの本を読み、考えさせられたので皆さんと共有していこうと思います。
皆さんもご存知のマザーテレサ。
ノーベル平和賞を取ったがその受賞パーティーを中止して、その分のお金も全額寄付した凄い人。
彼女の有名な言葉
【愛の反対は憎しみではなく無関心】は有名ですよね。
そんなマザーテレサが体験した話。
ある日、マザーテレサがインドの通りで小さな少女に出会った。
彼女の年齢は6歳。
彼女の表情から、とてもお腹がすいている事が分かった。
だからマザーテレサは少女にパンをあげた。
少女はパンを食べ始めたが、ほんの少ししか食べなかった。
マザーテレサは言った、
【あなたはお腹がすいているんでしょ?パンを全部お食べなさい】
その小さな子はマザーテレサに言った。
【私はこのパンを食べた後、もう一度お腹がすく事になるのが怖いの】と、少女はぼそっと言った。
マザーテレサはこの体験を通し
【私たちは、空腹が本当に何を意味するのか知っているのでしょうか】と、人々に考えるキッカケを作っている。
という話。
※スプレーマンの解釈
•この少女はお腹を満たすという幸せを知ってしまったら、空腹という日常だった事が以前にも増して不幸と感じてしまう事が分かっていた。だから少ししか食べなかった。
•支援する側も、空腹だから単に空腹を満たしてあげればいいという勝手で安易な考え。それはその少女の為にはならず自分の満足感を優先している。
そして、この話は私たちの生活にも置き換えられる事だと思う。
携帯電話を持つ幸せを知ってしまったから、携帯電話の充電が無い、無くした、遅い、壊れた。
それだけでストレスを感じてしまう。
携帯電話が無い時代だったら、このような不幸は感じなかった。
当たり前のように電車に乗れる、定刻に来るという幸せを知ってしまったから遅延、動かないというだけで不幸を感じてしまう。
電車が無い時代だったらこのような不幸は感じなかった。
人々の生活が豊かになればなるほど、不幸を感じてしまう事も多くなる。という事をこのマザーテレサの話で感じた。
不幸を感じない生活って衣食住のみの最低限な生活だと言う事も。
そして、
幸せを知るのという事は、後に不幸を経験するかもしれない。
おっきい幸せを知ると、おっきい不幸も待っている。
反対に、ドデカイ不幸を知るという事はドデカイ幸せも待っていると言える。
本当に考えさせられる素晴らしいお話でした。
皆さんはどう思いますか?
スプレーアーティスト
SPRAYMAN